トランシルヴァニア Transylvania
監督・脚本・音楽:トニー・ガトリフ
撮影:セリーヌ・ボゾン 
編集:モニック・ダルトンヌ 
音楽:トニー・ガトリフ、デルフィーヌ・マントゥレ
【キャスト】
アーシア・アルジェン/アミラ・カサール/ビロル・ユーネル

(2006年/フランス/カラー/公開年2007年)
真実の愛を捜して、過去を乗り越え、東欧の森の彼方を旅する女と心の傷を癒してくれる男・・・
常に自らのルーツでもある“流浪の民=ロマ(ジプシー)”を永遠のテーマに作品を撮り続けているガトリフ監督ならでは
の心の襞まで映し出そうとする映像。哀調の旋律と躍動のリズムが湧き出るサウンドとのコンビネーション。
映像と寄り添うようにロマの音楽とダンスが登場し、言葉では表現出来ない生命力がちりばめられている。
 突然、姿を消した恋人を見つけるために、ジンガリナは親友マリーとともに彼の故郷トランシルヴァニアへと旅立つ。
異教の祭礼で恋人と再会を果たすが、彼にはもはや愛情のかけらさえ残っていなかった。
ジンガリナは妊娠していたことも告げられず、絶望の淵に立たされる。狂気、喧嘩、音楽、そして、祭りへの陶酔の中で
愛を失い、この世で唯一人という孤独感を味わう。
どん底を味わい、再び、旅に出たジンガリナは謎めいた男チャンガロと出会い生まれ変わる…。